脱サラをしまして

なんとか生活しています。

息子が野球部に

 小学3年生、息子を剣道部に入れようとしていたが、なぜか友だちにつられ野球部に入部した。主人は、合気道をしていたが少年野球はすぐに辞めてしまったそうで、あまり関心がなかった。そのころ、調度、脱サラをした退職金で店舗付きの家を建てていた。主人が仕事を辞めてしまったので、仕方なくパートで出ていた保育園の正職員にしてもらった。もともと、事務仕事しかしたことなかったので、初めての正職、それに新しい家、主人の居酒屋経営に向かってのスタートとなり、ものすごい忙しさだった。そんなわけで野球の応援など行ける余裕もなく、そのうち、息子だけ試合に出してもらっていないという話を聞き、合間をぬぐって試合をみにいった。父親のコーチに監督、送迎、息子の野球に他の父親は練習に参加していた。なんだか居場所のない気がしたのと、息子が不憫に感じた。息子は6年生になってまで、私はできるだけ送迎したが、軽自動車の出番はあまりなく最後の試合までレギュラーとして出れなかった。自分の子どもを試合に出す監督、仕方ないところもあるが、そんなせいで市内でも弱小のチームになっていた。


 息子は野球が大好きで、キャッチボールをしたり素振りをしたり頑張っていたのに、夢を奪われた気がした。